2011年6月29日水曜日

中国 新幹線で国際特許申請

中国鉄道省は、海外からの技術供与を受けて開発し、製造している高速鉄道の車両について、特許の申請手続きを日本やヨーロッパなどで進めていることを明らかにしました。日本やドイツなどの先進国から技術提供を受けていながら、その技術提供を受けている国が、なんで特許出せるの?しかも、国際特許って・・。という疑問がわきますよね。通常、技術提供を行う場合、その提供を受ける側が特許等の知的財産権を取得しないことを条件に、提供側は技術提供します。つまり、事前の契約で、特許を取らないことを約束します。しかし、今回、特許が出願されたということは・・。おそらく、このような契約条項がなかったのだと思われます。確かに、中国の仕事を受注するのは、先進国にとって至上命題だったと思いますから、特許取得を認めない規定がなくてもいいから、中国に技術提供して仕事を受注したい・・。そんな思惑があったのかもしれません。とすると、この新幹線の技術提供では、先進国よりも戦略として進んでいたのは、中国の戦略なのかも?(2011/6/28 NHK NEWSWEB

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